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水曜日, 7月 19, 2006

紺屋高尾

2日前ダラスにて“初熱”しました。(パラパラの皆さんごめんなさい、どうどうと翻訳的にはない逃げ文字。癖になるので今回だけ~)

モトイ、そんな高くは上がらなかったけど平熱低い私は37.6度でもう節々に痛みが走ります。そして相棒は出張中。心細さが増します。果て、先月から凄く出張が多くて、今月は5日も居ただろうか…。とにかく最近は「気がつけば今日はいるな」ってな風に慣れて参りましたが、その晩は流石に一人は身に染みました。

そして、調子が悪くなると途端に日本の映画を見まくる変な私。昨日、今日と、先日ちょっと話題に出した作品を含め「ピンポン」と「GO」とそのコメンタリー、「笑の大学(三谷好喜)」、「-映画版-タイガー&ドラゴン」を見ました。

改めて「GO」がすごく良かったのと窪塚君(あのとんでもない事故を起こす前ですが)がめっちゃ格好良くて(あえてセリフを抜粋しえみました。「めっちゃウンコしてえ」の箇所より)、コメンタリーまで舐めるように見てしまったわけです。ゆきさだ監督と原作家の金城さんの会話の中で進む映像。劇中で窪塚君が演じるクルパが聞いている落語の演目「紺屋高尾」が、登場人物たちのその後を案じさせるパロディのように使われてた事が分かったり、校門やフェンスが国境や自分が超える壁の象徴だったりと、視聴者にとってはナゾナゾを解いてゆくような楽しさがありました。

「バラと呼んでいる花を別の名前にしてみても美しい香りはそのまま -椿姫-」これは文字でしか出てこないんだけど、この作品のテーマ。「クルパの大親友だったジョンイルが亡くなる前に電話でクルパに話そうとしたことも、実はこれだったのではないか」、「実際には結局なんだったのかは知らされないけど、なんとなく誰もが最後に答えを持ち帰ってゆく自信はありました」とコメンタリーで語られていました。

この作品の中で「広い世界を見るのだ」と言っていた窪塚君ですが、今どうしているんでしょう。復帰作品とか調べてなかったなあ。「紺屋高尾」解説のサイトはお題をクリック♪

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