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木曜日, 11月 04, 2010

matthew williamsonトークライブ@FIT



先月の終わりに、FITにて英国人デザイナーのマシュー・ウィリアムソンの講演を聞いてきました。

1994年にセント・マーティンズ校を卒業。その後「モンスーン」や「マルニ」で経験を積んでいる時に、彼のデザインしたビーズのバッグがケイト・モス等の目に留まり、早くも彼の名が知られるようになる。1996年に「エレクトリック・エンジェル (Electric Angels)」というテーマでロンドン・コレクションデビュー。2005年から2009年春夏コレクションまでエミリオプッチのクリエイティブディレクターを務め、“色の魔術師”とも呼ばれた。その後も自身のブランドにも力を入れる一方で、昨年はH&Mとコラボレーションして話題となった。今年「ブルガリ」のバッグラインのデザイナーに抜擢され、イタリアで9月に行われた2011年春夏ファッションウィークで発表している。

 彼のプリントは本当に美しいのだけれど、かつてエミリオプッチのコレクションに、敢えてソリッドカラーのドレスをデザインしたことでも話題を呼んだ記憶があります。“え〜無地のエミリオプッチ???”という風に。

さて、その夜はどのようなスタイルで登場するかワクワクしていたのですが、普通にブラックのパンツ+ジャケット。本人も“ごめんね、カラフルじゃなくて・・・”と/笑。デビューコレクションに協力してくれたケイト・モスの話も何度か出て来て、今日も信頼関係が厚い様子を伺わせた。パーティーはあまり好きではないそうで、カール・ラガーフェルドといった大物セレブが隣りだったりすると普通に驚いてしまうそう。カリスマ性というよりも、あれ程有名になっても謙虚で、普通の感覚を大切にしているセンシティブである印象を受けました。

ちなみに、「ブルガリ」がファッションデザイナーとバッグをデザインするのは今回が初めてだそう。 http://www.fashion-style.becomegorgeous.com/handbags/matthew_williamson_for_bulgari_spring_2011_handbags-3064.html