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月曜日, 3月 24, 2008

funny game (1997)(2007)


昨晩TVで映画のトレイラーを見て”ぞっ”としました。

あのドイツ映画「funny game」(1997)が、ライターでもあり同監督のMichael Heneka氏より、U.S.リメイク版で近日公開されるらしい。ナオミ・ワッツやティム・ロスといった豪華キャストなのも凄い。

恵比寿のツタヤで借りて部屋で見たときの気持ちはイヤでも忘れられない。なんといっても、今までで一番の精神的に参った映画だった。ストレス度は最高に達っし、体力も消耗。

限界を無理やり越えさせられる精神状態。そういう“もくろみ”なんだろうから“傑作”と言って良いだろう。

リメイク版見ますか?う~ん、ガッカリしたくないけど、ナオミ・ワッツ見たい!というのもあって複雑。

一番の問題は見た後の心地悪さを味わいたいか、どうか。

まだ見てない方、わたくし色々申しましたが、それでもものは試しで是非見てみてください。
1997年作品のはそういった諸々の意味でお勧めです。

唯一のフォローになるかと思いますが、決してbloodyでは無かったと記憶しております。ご安心を。

そうそう、まだロッキーホラーショウを見たことが無いんです私。クリアビューシネマで近日中に体験したいと思います♪

日曜日, 3月 23, 2008

fatcat


発見!昨日はウェストビレッジでピンポンが出来る遊び場を見つけました。

雰囲気は見たとおりの地下の酒場。地面もコンクリートの上、ピンポンするには十分な広さとはいえない。それでも全部で7つある卓球台は表面も削れていたりせず、綺麗な状態なのが嬉しい。これでmyラケットがあれば充分。なんてったって毎週第2日曜日の3時からトーナメントも開催されてる。一度どんな人たちが出てるのか見に行って練習相手をお願いしに行くのも手。だって卓球は一人じゃ出来ないスポーツだもの。私も田島中学女子卓球部の名に恥じぬようプレーが出来たら幸いです・えっ、やる気?!

この日ここへたどり着いた理由が実は他にありました。「fatcat」は何度か足を運んだ「small」というジャズバーと同系列というので偵察に来たのです。少し前衛的なジャズで有名らしいのですが、スケジュールを見に行ったら、まさか卓球台やビリヤードを備えているとは思わなかった。肝心のステージはそれらしきものがドラムと一緒にバーの横にありました。ここは夜の8時半から最初のセッションだったので、まだ時間があった私たちはまずピンポンで軽く汗を流し、そこから徒歩2分くらいのいつもの「small」で7時半からのライブを聴いてきました。

癖になりそう♪

水曜日, 3月 19, 2008

whitney biennial 2008


今は昔。

場所は67thとパークアベニューにある巨大な元武器庫。「park avenue armory」またの名を「the seventh regiment armory conservancy」とも。狭いNYにこんな巨大なスペースを放置しておいていいの?と思ったこの建物、実は“1881年に完成した州兵の施設”とあり、現在ではNYのアートシーンの数々を演出している素晴らしい箱だということが分かりました→http://www.nileport.com/products/details/1153/1.asp?id=1153


ちなみに今年のNYファッションウィークでは、プロエンザ・スクーラーやマーク・ジェイコブスがここでコレクションをしていて、ビデオにそのザラッとした感触の巨大な倉庫が華やかなランウェイへと変わる様子が映されています。こちらhttp://www.marcjacobs.com/
これで彼がルイ・ヴィトンのショーで従軍看護士の装いを起用した訳がよく分かりました。

今回見た「ビエンナーレ(HPは下記)」はどれも前衛的なアートですが、それほど難解でもなく、説明とにらめっこしながら鑑賞を楽しめます。会場を後にした時の満足感はこの建物にあるかもしれません。入場料は無料。3月23日まで公開。

http://whitney.org/www/2008biennial/www/?section=home





marc jacobs fall 2008 ready-to-wear

日曜日, 3月 16, 2008

Gert Engels

おおお〜っ!

オジェック監督が3月16日をもって契約解除となりました。

まだ今期始まってたったの2試合目ですが。浦議のHPを覗くと、キャプテン山田がフロントに直訴したという内容もありました。

選手(&サポーター達)のオジェック元監督への不信感とフラストレーションはとっくに限界を超えていた今、シーズン開始直後の今なら監督が変わっても立て直せる。これでチームが良くなって昨年より良い結果を残してくれたら本当に嬉しいです。

ブックバルド元監督が退任するとき、エンゲルスになって欲しいという思いもあったので今回の発表はとても嬉しいです。彼なら何より選手の事をよく分かっているし。経歴を見ると千葉の市原にもいたことがあるようで、阿部選手とも昨シーズンが初ではなかったんですね。ブッフバルドが目指していたような、攻撃的でエキサイティングなサッカーを受け継いでゆくでしょうか。喜んでいるサポーターが一杯いる事でしょう。浦和では縁の下の力持ち的なヒーローだったけれど、期待に負けないように頑張って欲しいです。まずは今週木曜日、ホームでのヴィッセル神戸戦です。

エンゲルス監督がレッズHPのストリーミングVで会見しています。その流ちょうな日本語はサントスより上手に聞こえます。

---映画:毎週見てないけど今週の一本(二本)---

「the bank job」銀行強盗の実話をベースにしたお話で舞台はイギリスです。凄く面白かった。単純な私は俳優のjason stathamがでているとどうしてもガイ・リッチー監督作品かと思ってしまう。この作品の監督はオーストラリア人のロジャー・ドナルドソン。調べてみると「カクテル」(1988)や「thirteen days」(2001)を手がけていますが、どれも全然タッチが違う気がします。制作チームが違うのか・・・どれが彼のtrue voice??jasonにとっては「the italian job」に続いて"job"の付く2作目となりました。今回の「the bank job」はシネマトグラフィーも格好良いです。

2日前に自宅で黒澤映画「影武者」をみました。日本を離れているせいなのか、深く感動しました。シネマトグラフィーもさることながら、美術などの細かいところに圧巻。”(戦/いくさ)って実際こんな風だったのだろう”と初めて考えました。合戦で運動会の習わしとあまりに似たシーンをみつけ、きっとここから来てるんだろうと感心したりも。セリフもかなり格好良いので、見た後友達と”影武者ごっこ”ができるのではないでしょうか・笑。3時間という長さで、最後の方はストーリー展開が少なく少々ダレた感じがあるものの、一気に見られる内容かと思います。

---ミュージカル:こちらはほぼ毎週見てる今週の一本(笑)---

お勧めにより「in the heights」見てきました。個人的に最近ラテンモノが続いていますが、前回見たディナーショーのような「celia」とは違い、ミュージカルらしくてとっても楽しかったです。詳しくはまた

火曜日, 3月 04, 2008

secrets of a soccer mom; forbidden broadway


その昔シカゴのダウンタウンで「I hate hamlet」という「ハムレット」のパロディを見てはまった私。芝居小屋風の劇場に三分の二くらい埋まる観客席。artyな匂いたっぷりの空気だけでもワクワクしていました。最近は主人のミュージカルに押されていましたが、先週久しぶりにお芝居を見てきました。



期待していくとガッカリというけれど、この作品はちゃんとその期待応えてくれました。登場する女優さんはたった3人。2役などでもなく、3人だけ。舞台も客席と同じ高さで、畳8畳くらいの狭さ。なんですが・・・物語が進むに連れて彼女たちが腰掛けるベンチの脇に広がるサッカー場が鮮明に見えてきます。そうそう、まさに小説を読んでいる時のような気持ち。90分という短い時間の中で、”三者三様”人物が丁寧に描かれ、その上配役が光っていました☆。それはそれはお勉強になります。ってなんのお勉強???下世話な内容もあるかと思えば、切ない感情の中へ突き落とされたりと予測不可能な部分は”昼ドラ”的と言えるかも。今までしていた会話が子供への注意で(仕方なく)宙ぶらりんになったりする”ママ描写”のテクニックも笑えたし、好感持てました。サッカーママじゃなくても女性なら共感できる部分がいっぱい描かれています。secret of a wannabe soccer momの私としてはスクリプトでたら買っ〜と思うくらい興奮したお芝居でした。

帰り際、自分のサッカーママ友に”お芝居のオリジナルキャップ”を購入しました。


もうひとつ・・・


先週末に「forbidden broadway」一度見ておこうと思い見てきました。劇場がとってもシャビーなところからもう笑いが。歌も上手だし、見ているときは楽しいんだけど、結局は”お笑いショー”なのでミュージカルと思ってみてしまったら物足りない。