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月曜日, 2月 25, 2008

wallse


アパートから下へ下ること15、6ブロック(12th-11th streetの間に道が2本あります)の11thとワシントンストリートの角にこちらのレストランはありました。2008年のミシュランガイドブックで見つけた「wallse」はオーストリア料理のお店。HPにもありますが、同じシェフが他にも2軒のレストランで腕をふるっているそうです。お店のワンブロック西はもうハドソン川。2日前に降った雪がここの通りでもまだあちこちに残っていました。川の方を向くと夕焼けが水面に反射し眩しく輝いてました。

ドイツ料理に似てるよね、と単に場所が近いからそう思い”ウィンナー”の文字をメニューの中に懸命に探しました。でもその晩はソーセージはメニューになく(”ある”ということは判明☆)ウェイターの方にお勧めを聞いた中から”白身魚(cod)のパイ包み+サワークラウトにトリュフのスライス添え”をセレクト(スミマセン絵心がない、もとい食心がない為表現に無理が…)。う〜ん、なかなかのお味でした。カベルネに似たオーストリアのワインも美味しかったです。少し急いでいたので、二人でアピタイザー一品に、私だけグラスワインを一杯、そしてサムはビーフシチュウと私は先ほどのお料理を頂き・・・締めて$100ドル。(20ドルで二人食べられるレストランに慣れつつあるので、比べてしまうとかなりグレードアップですが、たまにはいいでしょう)

現在のテーブルセッティングだと、初めの3カップルはコーナーの心地よいお席に座れるます♪普通に予約もしていましたが、入店が二組目だったせいか、コーナーのテーブルを用意してくれてとってもリラックスできました。予約時に言っておけばリザーブしておいてもらえるのかも。私たちがメインをがっついている頃、先に来ていたカップルはまだワイン片手にオーダーを吟味しておられました。ここへ来るもう一つのポイントはスローフードにあり、か><!

最後に出してくれたダークチョコでくるんだナッツのお菓子がとっても美味しかったです。こちらで作ってるそうなんですが、店頭では売ってないので”電話で買えないか後日確認してみてわ♪”とウェイターにアドバイスを頂きました。ーはい。

それともう一つ。隣のブロックにあったカジュアルなレストラン「spotted pig」がお客さんで大賑わい!すごく気になったので近いうちにまたこの辺へ帰ってこようと思います。この時期歩くのは無理だけど4月くらいになればきっとアパートからハイクするのに調度良い距離でしょう。

20@20


オフブロードウェイで当日のショーが始まる20分前から、劇場のチケット売り場で「20@20」と言うと、一人一枚まで20ドルでチケットが買えます。席の指定は出来ず、その時点で席がある場合のみ購入できます。ホームページのA&Qによれば、買えない場合は素早く別のショーをやってる劇場へ移動して買う。のがコツだそうです。2月25日から3月9日まで。…とこの制度を知ったのは昨晩で、今日早速「alter boyz」で試して来ました。月曜日だったせいか空席もあったのでお勧めします。もちろん凄く良いショーでした☆☆☆☆☆!

スケジュールはHPへジャンプして確認してみて下さい。







--メモ帳--

alter boyz
fuerzabruta
jump (korean)

assignment due 8 march
-7 summaries
+2 essays
+1 openbook quiz
+1 web quiz

academy awards
-coen brothers wins 4 oscars!
-「juno」writer win! her speech got to me.


annika sorenstam

duhn yoga

月曜日, 2月 18, 2008

clearview cinemas: chelsea west cinemas


今週気付いたのですが、アパートのすぐ隣のブロックにあった映画館が閉館していました。結局こちらでは一度しか映画を見なかったのでさほど思い入れはないものの、これまでセレブが登場するプレミア試写会の準備をしているのをたまに見かけて感激。”いつか見たいわ!”と胸に秘めていました。2ブロック先に同じ系列の大規模な映画館があり、こちらは結構お世話になっています。

今回閉館してしまった「チェルシー・ウェスト・シネマ」は小規模なワンフロアーでスクリーンも6個ほどだったでしょうか。それでも家からすぐの場所に映画館があるなんてすごくニューヨークっぽい、と思っていたので残念。調べれば意外に面白いエピソードが見つかるかも。

power outage


地下鉄Lラインの停電から早くも一週間。

あの日急いで送ったテキストメッセージが「power outrage」になっていて“Lラインが暴走”とも取れる内容に受け取ったキースは目が点になったらしい。

暫くして同じ目に遭いながらも復旧してからかけつけた友達と話し“なるほど”と。

外国語でも天然キャラなんて遂にボーダー越えたか?!などという脳天気な発想は一掃して、日々語学にも精進したいと思います。

土曜日, 2月 09, 2008

昨晩はブルックリンのベッドフォード・アヴェニュー駅から4ブロックのところにある「Sound FIx」で前回紹介したKATEのライブがあったんですが、行けませんでした〜。何故かというと、近所の8アベニュー駅から出ている「Lライン」が突然停電(power outage)になってしまったんです〜!!帰りの電車がなくなってしまったパターンとか、停電が乗車中のトンネルくぐっている最中などじゃなくてまだ良かったのですが、二人に会えず残念でした。確かに他の行き方はありました。でもLラインなら多分15分くらいの場所が、回り道話だと1時間くらいかかりそうだったので素直に断念。おうちでグラタンを大人しく焼きました〜♪ごちそうさまでした。

金曜日, 2月 08, 2008

Tao Yoga

Tao Yoga を初めてひと月あまり。はまっています。

中国3000年の歴史があるそうで、気功や太極拳よりのYOGA。筋肉よりも内蔵を鍛えるといった感じ。日本でも流行ってるかなあ?テキサスでの車社会のせいにしてはいけないけど、腹筋の衰えかデニムがきつく感じます。help!こちらの効果を出したいならやっぱり水泳などで対策するべきなんだけど。

http://www.taoyoga.jp/  *どなたかのお教室のHP借ります_(。。)_

Speaking of Aaron, 今日はそこのクラスメートのAaronとお茶をして帰ってきました。NYUで本来music(指揮者)専攻だそうですが、でも彼は今ちょっとした自分探し中で2、3年通学を辞めてるらしい。後24単位くらいで卒業って言ってたから、休校は将来のことを考えての事かも。sukaが好きみたいで、私が”マイルスデイビスが昔ジュリアード音楽学院に在籍中に学校はあまり好きじゃなかったと語っていたけど、そこで学んだクラッシックが後の彼のジャズに大きな影響を与えた”と話(たまたま最近読んでたネタを提供)をしたら、凄く興味を持ったみたいだった。私が哀しいことに音譜が読めない、という話をすると、東欧の有名な作曲家の面白いお話をしてくれました(残念名前が難しくて覚えられなかった><後で確認します)その作曲家のスコアは普通の音符じゃなくて彼のルールに沿った記号を用いて作曲するとかで、まずそれを学ばないと読めないんだとか。あまり詳しい話になると私がついていけないからつっこまなかったけど、私とは無縁の音楽の世界にいる彼の脳を覗けた気がして楽しかった。他にもトーマス・ジェファソンからアミニズム、Aaronパパのお話と結構色々な話が飛び出て面白かったけど、若者英語は本当に早い〜。気持ち新たにスモールトークに甘んじた英語じゃいけない、と思わされました。

世界共通かもしれないけど若者は会話のペースが早い。普通に話をしようとすると最後まで話を聞いて貰えない・苦笑。NYという土地柄もあるけそ。落語と違って「下げ」は最後に持って来ちゃ行けないのだわ!!と思ったものです><。

木曜日, 2月 07, 2008

Die Walkure







「ワルキューレ」リチャード・ワグナー(1813-1883)のオペラを見てきました。初演は1870年6月26日ミュンヘンの宮廷劇場。これはアドルフ・ヒトラーがこよなく愛した作品とか。私はひとえにどんな部分に彼が惹かれたのかを見ようと楽しみにしていたんですが…

隣の席のお兄ちゃんに良い雰囲気を邪魔されました。何故かたまにクスクス笑うんです。どうやらお話の中で兄妹とわかっていながら愛し合い結婚するシーンなどが滑稽らしい。それでも笑うなっ!って言いたかったけど言えず。お陰で1幕目が台無しになりましたが、2幕と3幕目は反省したのか寝ちゃったのか彼は静かに。

ちなみに昨夜は主人の同僚がひとりで見ようと買ったチケットで、当日本人が行けなくなり私が行ってきました。席は15ドルの天井桟敷だったのでひとりでもリラックス。ノーズブリーディング・シートらしい風情も楽しめました。それにしてもマイク無しでどうしてあんなに美しい声がスーッと私にまで届くのでしょう。感動しました。次回は、次回があればですが、2階席で見てみたいです。

普通のオペラで4本分あるとされるこの「ワルキューレ」。連続すると4晩かかるそうです。昨晩はそのうちのひとつ「ニーベルングの指輪」と題される劇を鑑賞したのですが、一晩ですら6時半から始まって11時15分終了という長さ。休憩は2回あり、一回が30分くらいありましたが、それを削っても4時間に及ぶ楽劇でした。

どんな

The Slug Bearers of Kayrol Island


ブロードウェイ・ミュージカル「アベニューQ」が上演されていた劇場“ Vineyard Theatre”にて現在上映中のミュージカル「The Slug Bearers of Kayrol Island」を見てきました。


プロジェクターからスクリーンに映し出されるイラストが舞台の大部分を占めるかなり斬新な意匠にまず驚き。Ben Katchorさんのクールなイラストは配色もすっごくきれいで彼の大きな絵本がそのまま舞台になったようでした。

お話はある企業の家庭用電化製品の製造工程を社会問題として取り上げたもの。Kayrol Islandで大量生産される家庭用品。現地労働者への過酷労働が中傷される中、博士の娘ジンジンが実態を調査しに島へ向けて飛び立ちました。(ジンジンは一時期ショックで家庭用電化製品が一切使えなくなり、セラピーが必要なほど胸を痛めました)彼女は島で働く青年サムソンと出会い、彼との交流を経てどうやら事実ちょっと違うらしい…という事が分かってきます。

YouTubeでコマーシャル発見!<http://jp.youtube.com/watch?v=N1l7p7XBHc4>

昨年秋に後進国で小さな子供を働かせていたとしてGAPが監督不行届きとバッシングされましたが、このお話を見たことで、ステレオタイプの先進国の価値観と実際に後進国のひとたちの価値観ではもしや180度解釈が違ってるのかもしれない…と思考をまたひと回りさせられました。ステレオタイプは物事を自分の目で判断しようとしたときに知らずに障害になっていたりします。まあ、それに気が付けないことが多いからやっかいなんでしょうが。

思考をひと回りで思い出したけれど、アメリカにはaffirmative action(マイノリティー優遇措置)という雇用規定がありますが、これに不平等を訴える白人たちがいる(これによって白人の募集枠が減ったと)というのを大昔に聞きましたが。事を複雑にするのが好き…というか、これも言論の自由なんでしょうが結局ひと回りしてしまっていると感じるのは私だけでしょうか。