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月曜日, 7月 30, 2007

日曜日, 7月 29, 2007

cowgirl

母と妹がこの前ダラスに遊びに来てくれました。月曜日の夜到着で、土曜日の昼には出発。つまり中4日という強行スケジュールでしたが、ここへきて私自身もテキサスらしさを充分味わうことが出来ました。

最終日にはストックヤードで「ロデオ」を見てきました。7種目くらいある競技の後半に“息抜きタイム”と言ったところか抽選が行われました。プログラムの表紙に番号がふってあって、4桁の番号が当たれば目出度く“ウェスタンブーツ”を頂けるのだそうです。

始まって暫くたったころプログラムの販売員が近くにやってきました。私は2ドルも出して買う気はなかったのですが、主人が買おうと言いました。生憎20ドル札しか持っておらず、予想通りおつりは全部1ドル札。お陰で財布がパンパンになってしまいました。

元々プログラム購入にそのような権限が着いていることさえ知らずに買ったのですが、抽選タイムがやってくるころには、その気満々。

それでも本当に当たるとは!一桁ずつ自分の持ってる番号が読まれていく不思議さを味わいました。なんともいえない変な気持ちです。我に返ると“はっ”として起立し大勢のお客さんたちに私が当たったことをアピールしていました。(恥ずかしいなんて気持ちは興奮で吹っ飛んでしまうものです・悟)


この当たった~!という興奮が一番幸せです。交換しちゃうと、夢がなくなってしまった、というか、またちょっと現実的になってしまう訳です。

翌日言われた通りあるお店に行って、用意されていた棚を見たらたちまちやる気が失せました。ウェスタンブーツの片鱗もない“長期在庫です”と泣いている長靴のようなモノばかり。ウェスタンブーツはどこ???アップグレードはしない、と但し書きがあったのですが交渉の結果50ドルオフで購入させて貰えることになりました。

ただし「JUSTIN」というブランドのみ。これでまた選択の幅が狭まります。先日他の店でみたお気に入りのブーツとは程遠いデザインだけど選びに選んだ末、これに決まりました。う~ん、ちょっと可愛すぎなんだけど。初ウェスタンブーツという記念の一足。



公衆の面前でくじに当たったというのも初めて。妹は「あのプログラムを2ドルで買っていたのは、多く見積もっても3人くらいだった・・・」と話しており、今度行かれる方で高い当選率を狙っているならプログラム購入をお勧めします。この際10冊くらい買い込めば仲間のうち誰かしら当たるでしょう。

水曜日, 7月 25, 2007

magic perm

ダラスにて縮毛矯正に初挑戦!なんていかにも仰々しいですね。でも、ずっと躊躇っていたため実に2年振りに今日髪がストレートになりました。

”かけたて”だから今はとてもペチャンコ。鏡を見るのが妙に恥ずかし〜。1〜2週間くらいでもう少し自然にふんわりしてくれると良いのだが。

今回行った美容室は「HAIR MODE」(コマート側)。担当はここへ来て3ヶ月という韓国人のJINAさんにお願いしました。どうもありがとう♪帰りがけは「そうそう、48時間髪を洗っちゃ駄目よ。あっ、髪を耳にかけては駄目!!」などの愛情たっぷりのお言葉で送り出されました。けど実行するのは季節柄なかなか辛い〜。とりあえず金曜日の朝までは我慢してみるつもりだけど。匂ったら〜どうしよ。



追伸:先日キャロルトン市の環境課へ出したメールの返事は未だ届かず・・・

月曜日, 7月 16, 2007

awful stench in Dallas

こちらの人たちは窓を開けて部屋の空気の入れ替えをあまりしない。日本だったらお掃除をしない日だって空気の入れ替えくらいはするのに。(花粉症の時期は除いてね)

今朝車をガレージへ移そうと外へ出た途端、息を止めた。悪臭が辺り一面漂っていたから。いつもではないけれど、たまにある。特に今朝は生ごみの悪臭がひどかった~。

このアパートはゴルフ場の景観が楽しめるけれど、その先の峰の向こう側はゴミ捨て場になっている。テキサス中のゴミがやってくるとか。焼却炉があるわけではなくて、そのまま捨てて土を被せていくらしい。他にもこうやって出来上がった丘のような場所が近くにあって、今では瀟洒なアパートが建っている。いうなれば、お台場もそうやって出来たと聞いたことがあるけど、こんな風に気象によっては悪臭が漂っていたんだろうか・・・。

ずっとずっと気になってるのは臭いもさることながら“この辺り一体の空気の汚染度はどうなんだろう”ってこと。そこでさっき私の住まいのキャロルトン市へメールしてみた。“この辺りの悪臭の苦情と大気汚染について。すぐ返事をください”と書いたから、どのくらいで回答がくるか楽しみ。問題ないと分かればいくらか気分が楽になるはず。



話題は変わりますが、私の髪型は今や見るも無残。すっかりバージンカラーに戻ったのはいいんだ。この先白髪が出てきたらイヤでも染めなければいけないので、しばしオリジナルカラーを楽しもうと決めたのだ。問題はボリューム。渡米直後のサン・アントニオへ旅行した時はまだ髪もサラサラで見るも懐かしい。必要なのは縮毛強制。日本の技術というこの「縮毛強制」はここではとても高い。“$250~始まって$300以上はなりません@ヘアモード”(日本円だと3万7000円くらい)というのはまだ良心的という結果を得たところ。

今日時間が出来たので美容室へ行こうかと思うんだけど、今回またしてもカットだけになりそうだ。

日曜日, 7月 15, 2007

BEEHIVES後日談

金曜日の午後に蜂の巣を退治してもらいました。その駆除係りの人は防護ネットなど被っておらず、強力な泡のスプレーで50センチのところにある巣や、2メートルの距離の巣までそのスプレーを使って3つの巣をあっという間に退治してしまいました。

今日ポタリと落ちた巣をよくみると、蜂の子供たちがまだ生きてるみたいなんです。「みなしごハッチ」を思い出して目下相当ブルーになっている私です。

ジョージア・ルール

先日1ドル映画館へ「ジョージア・ルール」を見に行ってきました。ところが始まった直後から雑音が凄くてたまりませんでした。すると係員の人が映写室へ上がって色々いじり始めたのですが全然効果なし。むしろ途中で音が消えちゃったりして“吹き替えいれられる?!”ってなくらい最悪。

観客は1ドル映画館というチープなところへ来てるくらいの人たちだから、誰一人としてただでは帰らないわ・・・ってなん感じでジッと辛抱強く席に座っているし。私は正直、どうしていいか分からず動けなかった。

映画館側はようやく断念したのか、開始から30分くらい経過したところでパッと明かりがつきました。係員より“今日の上映は中止でチケットを出すのでまた後日見に来てください!”と説明があり表でチケットを貰って帰ってきました。こんなこともあるのね~というへんてこな日でした。

土曜日, 7月 14, 2007

SICKO

マイケル・ムーアーのドキュメンタリー「SICKO」を今夜見てきました。年のせいか今回の米国生活では度々病院にお世話になっている私。日本とは全く違う医療制度への戸惑いは今も隠せません。

その大きな違いを具体的にお話しすると;
1.アメリカには国民健康保険が一部の貧しい人やお年寄りを除いては存在しません。保護を受けるほどでない人たちは民間の保険に入るか、入らないかという選択しかありません。(その米国の国主導の健康保険なるものは「メディケア」という)

2.各保険会社はネットワークという系列みたいなもので特定の病院や医者と繋がっていて、指定のネットワーク以外の病院で手当てを受けると保険が下りずに全額負担となります。(なので、実際住む場所が決まったら、ネットワークの効く病院と医者探しをしておく必要があります)

3.病院へ行くと“どこの保険会社か”と聞かれ、治療を受ける前にドクターのいう手当てを患者に与えていいかを病院が保険会社に電話をかけて確認します。

このとき保険会社は監査のような役割をします。その医者が病気や怪我に相応しい手当てをきちんと患者に与えているか、不当な手当てでないか等を確認し、該当する処置であると判断したとき電話してきた病院側に“OK、治療費はカバーしますから手当てをしてください”と伝えられ、やっと患者は治療を受けられるのです。

・・・なので具体的に時間差がこのように現れます。注射を打つと医者が診断したら、再び待たされ(ここで確認の電話やりとりがあると思われる)、やがて看護婦さんが現れて実際の治療を済ませることになります。

患者にとっては安心と思われますが、実は今とても問題になっていることが、この民間の保険会社のチェック機能。本来の監査機能とは反対に現場の医者の判断よりも、保険会社の意見の方が強くなってしまうため(病院側は保険会社許可がなければ、治療してもお金を貰えない)“患者への治療が制限される”または“許可の下りない手術をしたため助かった患者が破産する”といったことが起こっているそうです。

元を辿れば、ヒラリー・ロダム・クリントンの夫が大統領のときに、当時もっとひどかった医療事情を改善するため国主導の健康保険制度をつくろうと頑張っていました。が、医療関係者や保険会社などの抵抗に遭い制度の実現はなりませんでした。

それに変わるものとして民間の保険会社の間で出来たのが今のネットワークという制度。(1995~96くらいの出来事と思われます)すると、このアメリカで現在もっとも一般的となっているネットワークという制度はかれこれ10年経つのですね。限界が見え隠れしている・・・いやいや、今夜見たSICKOから言わせたらもう限界なんでしょうが。

4.もうひとつの違いは、ホームドクターの決定。健康診断や予防という意味では専門医を紹介してくれるので安心です。しかし、未だに考えます。症状が出たときに医者を訪ねても治療が受けられるわけではないので、ERや近所の治療センターへ駆け込むわけです。もちろん信頼できるホームドクターに“信頼できる皮膚科を紹介してくれ”などと質問できる利点はあるものの、基本的にところそういった専門医は予約制のため、突然発症した場合は先の場所へ向かわざるえません。

いつなるか分からないのが怪我や病気。なのに旅行中でさえ自分のネットワークの医療機関を気にして病気にならなければいけないなんて・・・こうして考えると米国は非常に暮らしにくいですね。

日本ではいつ公開なのかな・・・反響が楽しみでもあります。これは結果的にヒラリーの大統領選挙への後押しになるのかな・・・。クリントンファミリー好きな私としては、ヒラリーには是非民主党で票を勝ち取り、大統領選挙に出て欲しいです。共和党よりのFOXでも“ヒラリーは確実に民主党から選ばれる”というコメントも聞きます。日本のメディアはどう語られているんだろう?

付け加えたいことがまだあるので後日また校正入れますが、とりあえず今日はこんな感じです。



余談:
先日1ドル映画館へ「ジョージア・ルール」を見に行ってきました。ところが始まった直後から雑音が凄くてたまりません。やがて係員の人が映写室へ上がってきて色々いじり始めたのですが・・・全然効果なし。むしろ途中で音が消えちゃったりして“吹き替えいれられる?!”ってなくらい最悪。

観客は1ドル映画館というチープなところへ来てるくらいの人たちだから、誰一人としてただでは帰らないわ・・・ってなん感じでジッと辛抱強く席に座っているし。私は正直、どうしていいか分からず動けなかった。

映画館側はようやく断念したのか、開始から30分程経過したところでパッと明かりがつきました。係員より“今日の上映は中止でチケットを出すのでまた後日見に来てください!”と説明があり、私は表でチケットを貰って帰ってきました。

こんなこともあるのね~というへんてこな日でした。

月曜日, 7月 09, 2007

Beehives

相変わらず雨量顕著なダラスだけど、気温も確実に高くなってきています。

先日窓の外を見ていて、ふと手前に何か動くモノを発見。よく見ると、完成されつつある蜂の巣に10匹くらいの蜂がたかっていました。まとまるととても気持ち悪い。アシナガバチかなあ〜。どうみても可愛らしいミツバチではありません。

ちなみにユタ州のニックネームはこのビーハイブだそうですねえ。

よく見ると他にも3つ作りかけの蜂の巣が見つかり、日に日に大きくなっている気がします。刺されてまたジンマシンにでもなったら大変。アパートの管理人に撤去を依頼しなくてわ。

木曜日, 7月 05, 2007

イリイ・デカフェ初体験



ティータイムを好きじゃない人なんてそんないない・・・ですよね?!一人のときも、友達といても大好きなティータイムですが、最近はカフェインをなるべく摂取しないようにしています。何故と聞かれると困りますが、自律神経を無理に刺激しないようにした根拠の無い健康管理の一環です。

今でこそ誰でも集うスタバだけど、10年前にシカゴにいたときは夜も10時くらいまで開いてるし、若者が集うクールな溜まり場っていう雰囲気だった気がします。私もたまに宿題持ってコーヒーを飲みに行きました。そんなときはいつもお代わりできるCofee of the dayを注文し、結構濃い目のコーヒーをガブガブと飲んでおりました。(高校のときドトールでアルバイトしたのがきっかけで、ブルーマウンテンの味を知ったのもその時か?!笑。まあ、しばしコーヒー党でした)

ディカフェ云々とは別に、一時期アールグレイティの魅力にも取り付かれました。初めて飲んだとき“なんて上手いお茶があるもんだろう~”って感動したものです。フレーバーティは本当にたくさんあるけれど、飽きずに飲める私のロングランは、どこでも買えるリプトンが出している「レディグレイ」かなあ。

最近ディカフェ・アールグレイを飲みました。どこかで売っているのを発見したら買いたいと思います。

そうそう、今日の写真のは「イリイ」のデカフェ。今ちょっと試しに挽いて飲んでみました。アロマ云々といえる程詳しくないけど、挽きたてだからか美味しいです。

火曜日, 7月 03, 2007

夏休み

あ”〜辛かったこのひと月。
今日は命からがらファイナルテスト受けてきました。

アメリカなんだから、歴史あってもたった数百年の歴史でしょ〜って思ってたけど、
一週間で100年ずつ駆けめぐるスケジュールはハードだった。

課題のエッセーは読み物が結構たくさんあって。
テストのエッセーもドキドキしたけど、終わってみると成果はありました。
成果って言うほどのことじゃないけど・笑、例えばお札や地図を見るのが楽しくなったり↓

<お札編>
10ドル札のAlexthander Hamiltonは、初代ワシントン大統領の時の財務長官を務め、合衆国憲法の草稿にもフィラデルフィアコンベンションをもって深く携わりました。生まれは西インド諸島で、優秀だったためNYへ渡り大学へ。その後お金持ちのお嬢さんと知り合って結婚。政界に入っていったようです。才能はありながらも、アメリカ生まれでないため大統領選には出られませんでした。

<道路編>
テキサスは、その昔1821にスペインから独立したメキシコのテキサス州だった。そこへ入植してきたアメリカ人は時のメキシコ独裁者サンタ・アナの圧政に苦しみ、独立を宣言。激戦の末、共和国となる。州旗が「一つ星」なる由縁。1845にアメリカに併合されるまでの10年間「テキサス共和国」として存続したわけだが、元々がメキシコ領だったため、今現在も主な道がメキシコ市に向かって放射線のように繋がっている。

アメリカは1700年代半ばからNorthwest Ordinanceとかいう新たな領土統治のための条例を出して、道を東西南北と美しく企画することに決めた。今のニューイングランド地域から、五大湖周辺の州が含まれる。テキサスは当時まだスペイン領だったから、こういう道路になったと納得できる。

思えば、シカゴに居たときは地図通りに行けば道に迷わなかった気がするが、ダラスでは新しいところへ行く場合は必ずグーグルマップで目的にまでの地図をプリントしてから出るようにしている。迷ったらちょっとややこしいという気がしていたからだ。まあ〜それが気のせいではなかったことが判明した。

<余談編>
メキシコ戦争前後からのアメリカによる横暴な侵略は [Manifest Destiny] John L. O'Sullivan の主義の名の下に時の大統領ポークによって推し進められた。その間、アメリカは今の大陸の20%をもメキシコから獲得した・・・なんて事実が分かってくると、何故彼らがアメリカに対する敵意むき出しなのかが以前よりよく分かってきた。サッカーの親善試合対メキシコ戦は少し怖かったからねえ。


そういえば、課題のエッセーって大変だったけれど採点する方がもっと大変だなって知りました。
ウェンディ先生がハードワーカーだからか、素晴らしいストーリーテラーでクラスも今振り返ってみれば結構楽しかった。
来学期は授業取らないけど、先生のオフィスに遊びに行く予定〜。


おやおや、蝉の声・・・。
明日は7月4日のアメリカ独立記念日です。花火チラッとでもいいから見に行きたいなあ。
去年は、たっくさんの花火を飛行機で上空からみました。小指の先ほどの小さな花火があちこちであがるんです。小さなつぼみがどんどん彼方此方で開いてくみたいで可愛い風景でした。

では。