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水曜日, 12月 26, 2007

neue galerie



先週の金曜日に念願の「ノイエギャラリー」を訪れました。

お供下さったのは先週一週間東京からNYへ遊びに入らしてた主人の同僚の彼女候補さん。

クリムトのデッサンとペイントがメインの展示で、イゴンシーレは来年の6月以降にならないと見られないそう。残念。

雑誌に書いてあったとおり、1階にあるカフェのケーキがとても美味しかったです。こちらも絶対立ち寄るのを忘れずに♪
「お題」からHPへリンクできます。

fifa club world cup japan 2007


遅ればせながら・・・
浦和レッズ「fifa club world cup」第3位おめでとうございます。ーどうもありがとうございます!ー



サポーターなら誰だって”この大舞台でポンテ選手の勇姿を世界に見せたかった!”と思ったはず。特に世界との差を如実に感じたACミラン戦では”もし彼がいてくれたら少し格好良いところを見せられたのに…”と何度も思いました。彼はここへ辿り着くまでのアジアカップ戦で何度もチームを救ってきましたが、直前のJリーグ戦で右ひざの前十字じん帯が断裂という大怪我を生い出場不可能となってしまったのです。現実って本当に辛くて残酷。それ故、今大会にてレッズが世界3位という結果をもたらしたことは何より嬉しいです。

今大会はアメリカでもfox soccer channelでライブで見ることができました。しかし(くどいようですが・笑)”世界第3位になった”というのは本当に素晴らしい事で、その後浦和レッズのニュースがたまに流れるようになりました。これからも世界にアピールして行ける魅力的なクラブに成長して欲しいです。

ワシントンが去った今、来シーズンは本当にエジミウソンがレッズ加入となるのか気になります。年末には”高原選手にオファーした”というニュースも飛び込んできました。ホルガー・オジェック監督と選手たちとの確執もメディアに大きく取り上げられ、目出度い目出度いという雰囲気になるどころか不安要素が一杯のレッズ。来シーズンはどんな幕開けとなるのか、今は全く想像がつきません。

pygmalion


(10月に載せたmixiから移動しています)

American Airline theatreで9月27日から公演が始まっているお芝居「Pygmalion」を観てきました。

主役Lizaを演じるClaire Danesをこの目で見たい!!という好奇心でチケットを取ったので、ストーリーは把握していたものの、始まってから驚いた事がありました。
(ちなみに、Claire Danesは「ロミオ+ジュリエット」でデカプリオと共演した女優さん)
何故いつまで経っても誰も歌わないのか・・・ってこと。そう、私がずっとこれがミュージカルだと信じて疑ってなかったのです。凄い勘違いだった・笑。主人も実は入場の歳に "どうしてCDやグッツが売ってないんだろう???"と思っていたようです。大層マヌケな夫婦です・笑。

舞台がロンドンなので大方の役者さんがブリティッシュ英語。前半は相当苦戦しました。あらすじを読んでいって本当に良かったです。girlの発音から全く違う。なんとか"ゲー(girl)"の音にも慣れた後半にやっとゆとりが出たのか?!ジョークにも笑えるように。

もう一人注目の男優さんがいて、それは「JFK」の映画に出てきた俳優さん。役柄はケビン・コスナーのチームで働く弁護士。後半で敵側に寝返ってしまう役柄でした。「Pygmalion」ではLizaのお父さん役で、愉快な役なのですが本当に素敵。見応えのある演技でした。それから舞台で見て彼がとても大柄なので驚きました。 実物のClaireはとても華奢で、超美しかったです♪双眼鏡持っていったのも大正解。

右隣の女優さんは「The Ritz's 」に主演していたRosie Perez。このお芝居も見ましたが、まさに義理の弟に命をねらわれて”ゲイの館”へ逃げ込むハチャメチャコメディでした。

a chorus line


一度はロングラン一位を記録した後、「CATS」にその座を奪われるのですが、一度終演していました。この度再演となった作品。

こんな素敵なお話だったとは。この度私は“ロングランといわれる作品はまず見ておくものなのだ”と思い知りました。


セリフが歌やダンスと分かれている部分も多く、よく聞こえるためストーリーにも感情移入出来ます。この作品は見ているお客さん誰もが共感出来る要素が入っています。人生での苦い経験とか喜びが、舞台上の彼らとシンクロしていきます。

そんな中で、Dianna役の女優さんが歌うソロで最初始まる“What I Did For Love”は感動しました。歌詞をコピペします

Kiss today goodbye,
The sweetness and the sorrow.
Wish me luck, the same to you,
But I can't regret what I did for love
What I did for love.

Look, my eyes are dry.
The gift was ours to borrow.
It's as if we always knew,
And I won't forget what I did for love,
What I did for love.

Gone,
Love is never gone.
As we travel on,
Love's what we'll remember.

Kiss today goodbye,
And point me toward tomorrow.
We did what we had to do.
Won't forget, can't regret
What I did for love.

ALL:
What I did for love.

DIANA:
What I did for

ALL:
Love
Love is never gone.
As we travel on
Love's what we'll remember.
Kiss today good bye.

DIANA:
And point me toward tomorrow.


ALL:
Point me toward tomorrow.
We did what we had to do.
Won't forget, can't regret
What I did for love
What I did for love

DIANA:
What I did for

ALL:
Love.

les miserables


先週の木曜日に「レ・ミセラブル」を見てきました。昔見たような気がしていたのですが、主人が買ってきたCDを聞いたことが合っただけで鑑賞したのは初めてでした。

華やかなハッピーエンディングで幕を閉じる他のミュージカルとは一線を画すのがこの「レ・ミセラブル」。重く暗いフランス革命が背景となるこの作品。ジャンバルジャンの哀しく響くソプラノがたまらなく美しかったです。扮するのは John Owen-Jones という俳優さんでロンドンの「The Phantom of the Opera」のファントム役でロングランを記録しています。これまでのジャンバルジャンの中で一番の若手になるそうです。ジャンバルジャンの生涯を切なく美しく見事に演じています。舞台衣装も舞台美術も徹底的に暗い彩りの中、たまにトリコロールやフランス革命の赤い旗が鮮やかに浮き上がるのがとても印象的でした。

再演が延長という形で現在公開されているようでいつ打ち切られるか分かりません。

best pizza slice ever!

アパートから1ブロックのところにある「Brick Stone Pizza 33」のスライスピザがとても美味しい。越してきて早3ヶ月になりますが、一人の時などに気軽に立ち寄れるので既に10回は食べています。生地が薄くてこおばしいのがポイント。フランチャイズなんだけど、まだこの8AVと23rdの店の味しか試してないので他店舗は保証出来ません。

今夜も夕飯が一人だったのを理由に立ち寄りました。運悪くミゾレが降ってきたのでTo go boxに入れてもらい急ぎ足で家路へ向かいました。手には重いプリンター用紙も抱えていたのですが、途中で袋が破れて”ドサリ”とその用紙ごと買ったものがが地面へ落ちてしまいました。ご心配なく、反対の手に持っていたピザはセーフ〜!

ここでさすがだなあ〜と思ったことが。冷たい雨に打たれて路に落ちたモノをかき集めている人がいてもニューヨーカーは振り向きもせず通り過ぎてゆくのです。あなたたち、さすがニューヨーカーよ。

月曜日, 12月 10, 2007

NORMA


本格的なオペラ観賞デビューしました。

道も凍る寒さの金曜日、リンカーンセンターにてイタリアのオペラ「NORMA」を見ました。



凄くスローなテンポにまず驚き→ミュージカルと比べるなんて言語道断ね・謝謝。イタリア語なので字幕が全部出るのでとても良かった。この演目だからなのか分かりやすく、感情移入できて楽しめました。最後に主人公ノルマ下す決断は思いも寄らなかったなあ~(まあ、普通オペラを観にいく人は事前に物語を把握していて、それをオペラ歌手がどう表現するのか、を楽しむものなんでしょうね。次回があったらそうしたいと思います)。1831年が初演のオペラ。シンプルなのに人間の複雑な感情が描かれていてとても古典らしい趣を感じました。

Hair Spray ; Drowsychaperone


「ヘアースプレイ」
まだ人種差別があからさまだった頃のアメリカ。ちょっとオデブちゃんな高校生が“有名になりたい”とオーディションを受けに行くところから始まる。次第にはじめの不順な動機はどこかへ消え、積極的に社会と関わり結果を出していく。とても純粋で一生懸命な彼女の成長を描いたドラマ。温かい家族愛が胸に染みる作品でした。


「drowsychaperone」
コメディアンのボブ・サジェットが主演。役の名前は“a man in chair”。主題のミュージカル(架空)に憧れる引きこもりの男性が作品のレパートリーをレコードで聞きながら各シーンを空想し、お芝居の世界観を表現していく。作品に対する多大な憧憬の念を抱いていたかと思えば、時に毒舌で紹介していく様が見もの。ミュージカルが大好きな人なら彼の気持ちが共感できるはず。現実逃避にも最適な一本。