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金曜日, 6月 13, 2008

vera wang: media day for her resort collection 2009




ウェディングドレスで一躍有名になり、今日セレブがこぞって彼女のドレスでレッドカーペットを歩きたがる程人気のデザイナー Vera Wang。2005年にはcfda's womenswear designer of the yearを受賞。中国系アメリカ人。自身のブランドを立ち上げるまでは、ヴォーグで16年働き、シニア・エディターまで務めた後、ラルフ・ローレンにて2年間デザインディレクターを務めている。






昨日の朝5時50分起床。私には早すぎる。準備しながら”あ〜やるって言わなければ良かった…”と何度も思いつつ身支度を整え、225 west 39th streetにあるvera wangのオフィスへ向かう。到着頃には頭もスッキリしてきて、問屋街の中でひときわ洗練されたビルへ。少々早く着いたので、スタッフやモデルさん達と一緒にケーターリングの朝ご飯を頂く。この時点でランチまで4時間もあったし、腹ぺこじゃなくても“ありつけるときに食べるベし”というのは、こういうお仕事の極意。

今日のファッションショーは「メディア・デー」といってファッション雑誌とエディター用に用意されたもの。午後2時が最後のショーで合計4回設定されいました。

慣れないフィッター用のエプロンを腰に着け、準備を始める。担当のモデルはmarianaで全部で3ルック用意されていました(後半4点になる)。comp cardを見て、アウトフィットを記憶。誰と誰がshoes passingがあるか、などを確認。今日はモデルが9人とめちゃくちゃ少ない。ランウェイが空いてしまわないように、猛烈な早さで着せ、決められたアクセサリーを着けて送り出す。間に合わないときは、モデルと一緒に走る。

始終ジョークが絶えない舞台裏だったけれど、今日はメディア用なのでショーに音楽はなし。ランウェイが始まるとみんな静かに仕事をしました。ショーとショーの合間の60〜90分の休止時間には、in houseでのショーらしくスタッフも珈琲を飲んだり、休憩室へ行ったりと割と自由にしていました。暇つぶしにスタッフ同士が年齢当てクイズを始めたときはちと恐ろしかったです。当然実年齢より年上に見られた子がいて、日本同様アメリカでも一瞬気まずい雰囲気に作ってたし(苦笑)。誰かがWWDの興味深い記事を声を出して読み始め、それぞれ好きなように話していたら、あっという間に最後のショーになっていました。

さてコレクションですが、どれもリゾートコレクションとあって高級感を漂わせつつ、街でも対応するモダンで開放的なライン。一点、もの凄く素敵なスカートがありました♪

期待していた「プラダを着た悪魔」でお馴染みのヴォーグの編集長”アナ・ウィンター”には残念ながらお目にかかれず。しかし予告無く現れたデザイナーの”vera wang”には(スタッフ一同息をのんでいた気がする・笑)とてもsolidな印象を受けました。もう一人、ロナウドという紳士も登場したが、彼はこのブランドのゴースト?デザイナーだという噂も小耳に挟みました。

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