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日曜日, 3月 11, 2007

Something wrong here!

昼間「QVC」ならぬホーム・ショッピングチャンネルで不思議なモノを売っていました。どう見たってこれは“地雷原探知機”じゃないか?何故こんなものを家庭用に???

テロップ:草むら、浜辺、その他あらゆる屋外で大活躍!

すると一人のオジサンが地雷原探知機なるものを手に緑の芝が美しい庭に登場。満面の笑みで一言:

“もう10年前になくしたと思っていた大切な時計が見つかりました。ついでに妻のゴールドのブレスレットも出てきて一石二鳥です!”

使い方は簡単。探したい場所に掃除機のヘッドのような部分を地面にさらし、金属を感知するとライトが点滅する仕掛けらしい。

ご丁寧に“海岸や川べりでは宝探しが出来ます!”と「人の落とした物を拾って楽しむ」という新しいレジャーまで提案していた。まったく転んでもただじゃおきないCMだ。

目が真ん丸くなったまま見終え、なんて表現したらいいのか分からず、唸ってしまう。


戦争から生まれた負の遺産の再利用???大量在庫となり、型が古いため前線では使用不可能。無理やり裁く方法を考えたメーカー側の苦肉の策としか思えないではないか。(全部創造だけど、強ち間違いでもないと思うのよね)

戦争=殺戮を創造させるような代物を家庭に置くなどもってのほかだと私ならそう思う。こんな戦争用品が日用品同様に扱われるなんて、本当にどうかしてるこの国。アメリカ人のガレージからこんなものが続々出てきたら本当にシニカルだね。

さて日本での販売の可能性は分かりませんが、楽しそうに父が庭で使っていたりしたらイヤですね。

そういえば日本人でもどうかしてる人が2,3年前にいましたよね。よく覚えていないけど、確か中東へ取材に行った日本のジャーナリストで、弾薬の破片みたいなものを道で見つけてお土産にしようとバックに入れていて、それが飛行場で爆発して検閲してた人が亡くなってしまった、というような事件。

冷静にコトを見極めるはずの報道関係者が幼稚な好奇心から人を死なせてしまったというのがまたガッカリした理由だったことを覚えています。


話はかわりまして、アカデミー賞だったかしら・・・「ブルーでもレッドでもなく、グリーン!」とエコ社会に向けて旗揚げした掛け声以来、このところ地球温暖化に歯止めをかけようとか言う声がグングンと浸透しているように思います。京都議定書にサイン求めるのは、アメリカには早すぎたんですかね。

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