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土曜日, 9月 23, 2006

おどろいた

今年の2月から「エスカイア」と「マリークレール」の購読を始めました。どちらも一年分申し込むと一冊あたり1ドル。気まぐれに本屋で買うより安いし、日本ではまだここまで値引きしない。年間購読はお勧めです。

しかし「エスカイア」はもう辞めようと思っています。日本のと比べると、魅せるより読ませるという雑誌です。ビジネススーツを10年保たせる賢いケアとか興味をそそる内容もありますが、飛行機の中で読むなら飽きないけど、部屋でじっくりと読みたくなるような魅力は感じません。男性ファッションの研究にもなるかな?と思ったのですが、アメリカ版「エスカイア」はあんまりフォーカスされてないようです。

一方「マリークレール」は、思ったよりも政治的な婦人雑誌です。海外の女性差別や人種差別、アメリカのデブ差別、性、女性の生き方などをかなり真剣に取り上げた内容で、ファッションはむしろオマケといっても良いでしょう。デブ差別に関しては、喫煙差別に次ぐ最新の差別として取り上げられていて興味深い内容でした。アメリカ人と会話をするのに勉強になるな、っと思って始めたのでこの購読はこれでOK。まあ、たまに野次馬根性的な記事の取り上げ方もあり(どういうものか…)と思う一方でお馬鹿な私としては入りやすい内容になっています。ドメスティックな記事だらけのアメリカで、世界でこんな悲惨な事が起こっているという情報を開示してるので、もし”やらせ”だったらショックですね。

ところで、何故「おどろいた」かという説明をしたいと思います。
昨夜クレジットカードの支払いを整理していると、明細に「people」&「TIME」の年間購読料金が載っているではありませんか!金額は合わせて$70くらい。どうりで最近これらの雑誌が送られてくると思いました。てっきり、広告の一環かと思って気にしていなかったのですが、まさか支払わされるとは。これはちょっと黙っている訳にはいきません。早速両者へメール。支払わない事を伝えました。次にカード会社へ電話。理由を伝えて2つの決済を消してもらいました。(すんなり消してくれました)

今回は先方の手違いで、タチの悪い商法ではないのですが、やってることは同じ。許されることではありません。ここでは「フリーサンプルの申込用紙が、断らない限りそのまま申込書。後日請求書が送られてくる」という、私にしたら英語の引っかけ問題みたいな広告が多く目に付きます。どこに住んでいても同じ。これからも、針の穴をつつくような精神で毎月の支払いチェックは怠らないようにしたいと思います。

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