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火曜日, 6月 27, 2006

Whole foods vs Central market

今日は、ダラスでお世話になっているスーパーマーケットについて書こうと思います。

シカゴから車で40分くらい西に向かうと「DuPage County」に着きます。GlenEllynという閑静な住宅街がそこそこ有名です。1997年まで2年くらいGlenEllynにあるエイミーのお宅で部屋を借りて暮らしていました。当時は学校へ行けば安く食事が出来るし、帰宅してもエイミーの晩ご飯の残り物があったり、留学の後半は日本食レストランでバイトしていたので、自炊といえば週末に朝食を作るくらいでした。

この度の駐在で予想外だった出来事は、毎日悪戦苦闘しながら食文化に慣れ親しんでいることです。まだまだ料理は勉強不足ですが、違った目線でこちらの食生活を経験しています。

アパートから北へ車で20分くらいの場所に「ホール・フーズ・マーケット」というオーガニックの食材が豊富なスーパーがあります。同じタイプのスーパーでやや遠い所には「centralmarket」があります。これらのスーパーの凄いところは、ジャンクフードはおろか、保存料、合成化合物が添加された食品や生活用品が一切売っていない事です。

気持ちが良いじゃありませんか。日本に居るときも、口に入るモノには大変気を遣っているつもりですが、いざスーパーへ行き、有機栽培のニンジンが通常の3倍の値段だと分かったら心が挫けて実際かごに入れるのはノーマルなニンジンです。洗剤だって同じ、環境と肌に優しい洗剤が倍の値段と知ったら、隣のいつもの洗剤を手にするでしょう。しかし、こちらの二つのスーパーではそれが出来ません。高めのオーガニック食材と生活用品しか置いていないからです。選択がないって素晴らしい。買い物が早く済みます。お金を払う時、高くて驚きますが後悔は残りません。家に帰っても、それら食材を手に気持ちよく料理が出来ます。

冷静な目で見ると、かなり特異なスーパーであることは確かです。コンビーフすら置いてないのですから。でも大盛況なのが事実。まだ日本の市場では、ここまで偏ったスーパーは難しいかも知れないかな、と思いますが、ナチュラルローソンに続いて、ガーデンあたりが自由が丘の有閑マダムを対象にビジネスの転換を計って始めるのも悪くない、と思いました。

参考までに上記にあげた二つのスーパーのHP:
http://www.wholefoods.com/
http://www.centralmarket.com/cm/index.jsp

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