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水曜日, 8月 25, 2010

moulton

今度は大事にするからね♡
目下我が家のベイビーです。3週間くらい前にやってきました。かなり過保護で雨の日デビューもまだです。暫くこの親バカ振りは続くでしょう。

というのも、私たちにとってこのバイクには大変な思い入れがあります。5年前のある大雨の日、恵比寿ボール前から無くなった愛車が「モールトン」でした。盗まれてから早くも5年の月日が経とうとしているなんて。あの時は人の物を盗むとは、一体どういう神経しているんだ?!って怒り心頭。余りにガッカリしているサムを見て、叱る気にもならず。無くすのと違って、思い入れのある物を盗まれるって本当に胸が痛むんです。盗んだ方はどうなんだろう?

そして、写真のこちら「50周年記念モデル」NYCで見つけました。イギリス生まれのモールトン<www.moultonbicycles.co.uk>。扱う自転車屋さんはアメリカにはそうありません。マンハッタンでは2件程。現在市場としては、日本、韓国が大きいそうです。乗り心地は抜群ですが、実は運転は慣れないとちょっと難しいです。まずハンドブレーキは右のみで前タイヤ用に付いているだけ。後ろのブレーキは、ペダルを反対回りにゆっくり押すような感じで使います。また、ペダルを一瞬軽く止めるようにするとギアが変わります。だから基本的にペダルは後ろにただカラカラと回せません。バランスを取る時にこの動作が癖になってたりすると最初ちょっと危ないです。例えば、あわてて後ろにベダルを回すと止まっちゃうので余計にバランスを崩してしまうからです。ギアは全部で4段階あり、ペダルを一瞬止める先ほどのやり方で2段階、ペダル付け根を内側に軽く押して変える方法で2段階です。その昔教習所でマニアル車のギアチェンジを(必修だったっけ?)練習して時のように、感覚を掴むのにちょっとだけ時間を要します。

さて自転車オーナーになって、目線が自転車に乗る人たちに注がれるようになりました。今までは気がつかなかったけれど、パーツやアクセサリーなど大変凝った物 を目にします。フレームにはアルミ製やスチール製がありますが、スチールは道路の衝撃を和らげてくれるのでハンドルを持つ腕への負担がアルミより少なくて 良いらしい。一方、アルミ製は軽いため、スピードが出る競技用に多いのだそうです。普通に乗るならスチール製を選んだ方がよさそう。フレームのつなぎ目(brazing加工)にもうんちくがあって、そのつなぎ目部分に装飾が施されていたりするとまたグットなん だそう。他にもサドルは「Brooks」じゃないとダサイとか、空気を入れるつまみのゴムの色まで気にしたりするところは日本人顔まけのマニアレベル。自転車から見る 街の風景の違い以外にも、こんな発見があったとは。いや〜なんか嬉しいというか、こういう人々のエネルギーが東京さながらNYも凄いんですね。

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