少し前の事ですが、アメリカのサッカーファンに苦笑した一幕をお話ししたいと思います。
私たちの後ろにアメリカ人の5人グループが座っていました。2カップル+独り者?私の真後ろはその独り者らしき気の良いお兄ちゃんでした。
座った途端に、写真撮って~とか、プログラム見せて~とか話しかけてきます。凄く楽しかったんだけど、この人たち全然FCダラスを、いえ、このリーグ戦(スーパー・リーガ)の意味を分かっていない。選手の名前も学習せず、声援なんてこうです“ゴー、イエロー・シューズ!!”
そんな中、前半間もなく近くにきたレフリーに向かって“グリーン・カード!”と叫んだのがそのお兄ちゃんでした。相手のファールを取ってもらいたい場面です。
そうです。このお兄ちゃん“イエロー”と言うべきところを只“グリーン”と言ってしまったんだけど、私たち意外に周りに居たのは全員メキシコ人。
空気読んでよ・・・
移民政策で敏感な今日この頃、お兄ちゃんの全く天然なジョークが、グリーンならぬブラック・ジョークに変わった瞬間。
一見スポーツ観戦好きな平均的アメリカ人も、まだまだサッカー文化には馴染みが薄いのだと感じた一幕でした。
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