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木曜日, 2月 07, 2008

Die Walkure







「ワルキューレ」リチャード・ワグナー(1813-1883)のオペラを見てきました。初演は1870年6月26日ミュンヘンの宮廷劇場。これはアドルフ・ヒトラーがこよなく愛した作品とか。私はひとえにどんな部分に彼が惹かれたのかを見ようと楽しみにしていたんですが…

隣の席のお兄ちゃんに良い雰囲気を邪魔されました。何故かたまにクスクス笑うんです。どうやらお話の中で兄妹とわかっていながら愛し合い結婚するシーンなどが滑稽らしい。それでも笑うなっ!って言いたかったけど言えず。お陰で1幕目が台無しになりましたが、2幕と3幕目は反省したのか寝ちゃったのか彼は静かに。

ちなみに昨夜は主人の同僚がひとりで見ようと買ったチケットで、当日本人が行けなくなり私が行ってきました。席は15ドルの天井桟敷だったのでひとりでもリラックス。ノーズブリーディング・シートらしい風情も楽しめました。それにしてもマイク無しでどうしてあんなに美しい声がスーッと私にまで届くのでしょう。感動しました。次回は、次回があればですが、2階席で見てみたいです。

普通のオペラで4本分あるとされるこの「ワルキューレ」。連続すると4晩かかるそうです。昨晩はそのうちのひとつ「ニーベルングの指輪」と題される劇を鑑賞したのですが、一晩ですら6時半から始まって11時15分終了という長さ。休憩は2回あり、一回が30分くらいありましたが、それを削っても4時間に及ぶ楽劇でした。

どんな

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