先週の木曜日に「レ・ミセラブル」を見てきました。昔見たような気がしていたのですが、主人が買ってきたCDを聞いたことが合っただけで鑑賞したのは初めてでした。
華やかなハッピーエンディングで幕を閉じる他のミュージカルとは一線を画すのがこの「レ・ミセラブル」。重く暗いフランス革命が背景となるこの作品。ジャンバルジャンの哀しく響くソプラノがたまらなく美しかったです。扮するのは John Owen-Jones という俳優さんでロンドンの「The Phantom of the Opera」のファントム役でロングランを記録しています。これまでのジャンバルジャンの中で一番の若手になるそうです。ジャンバルジャンの生涯を切なく美しく見事に演じています。舞台衣装も舞台美術も徹底的に暗い彩りの中、たまにトリコロールやフランス革命の赤い旗が鮮やかに浮き上がるのがとても印象的でした。
再演が延長という形で現在公開されているようでいつ打ち切られるか分かりません。
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