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日曜日, 11月 18, 2007

WALMARTOPIA



Minetta Lane Theatre で現在公演中のオフ・ブロードウェイ「WALMARTPIA」を先週の木曜日に見てきました。

創設者の名前もそのまま使われ、本部のある場所も同じ設定。巨大チェーン店のウォールマートを真っ向から敵に回したコメディタッチのミュージカルです。マスプロダクションへの皮肉たっぷりで見応え充分。世界をウォールマートピア色に染め上げようとする管理職たちに母子家庭の親子含む3人の従業員が立ち向かいます。散弾銃の販売促進のいっかんで制作されるコマーシャル撮影のシーンでは期待を裏切らないアメリカらしい演出でしたが、しっかりと話の本筋に近づいていく所が素晴らしいと思いました。他にも中国人キャラクターの女優さんの壊れていく歌とダンスは必見!笑いも充分なんだけど、真面目に考えながら見たくなる作品。12月1日からDVD販売開始。

追記:オフだからか、4人くらいが二役以上兼ねています。メンバーも12人くらいで全体的に”ゆるい”感じ。それでいて、歌はとっても上手でした。

前回「Three Tenors」というのを見て凄くがっかりしてたので、オフ・ブロードウェイってどうなんだろう?と思ったのですが、やっぱり作品によるんですね。ちなみにその「Three Tenors」のお客さんは大体シニアシチズンで、ナツメロカラオケ大会のような演目だったんです。あと30歳年が上だったら楽しかったのでしょうが残念。口コミとメディアのレイティングを参考にするのって重要。

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