思春期の性への目覚め」がテーマでからみのシーンはミュージカルにしてはかなり前衛的。
誰もが青春時代に置いてきたもの、として作品にはとても清々しさを感じました。危うくて、繊細な「ロミオとジュリエット」を思わせるようなお話。
古典的な厚みもありながら、ロックなんです! なかでもMoritz役を演じ2007年トニー賞を獲得した John Gallagher, JRの歌のセンスは抜群!こんなクールなミュージカルもあるんだ、と本当にブラボーブラボー!
ドイツで1890年に書かれた脚本で、当時はあまりの露骨なシーンに上演許可が下りなかったとか・・・。オフブロードウェイを経て、上がってきた作品でもあります。
今日の女優さん Lea Micheleは「レ・ミゼラブル」の若いコゼットやその他有名なミュージカルに出演してるそうなのですが、この「Spring Awaikening」ではオフブロードウェイの時から同じ役柄Wendlaで参加しています。
☆5つにしたいところなのですが、女の子が中絶に失敗して亡くなって後など、結果を辿るようなもってき方(駆け足な感じがした)に少し物足りなさを感じたので☆4つ。
0 件のコメント:
コメントを投稿